6月3日(日)放送
<N響第1882回 定期公演>
マエストロ・ブロムシュテットの登場です。
前半は19世紀前半のスウェーデンの作曲家ベルワルドの交響曲第3番。
初演時の指揮者によって校訂されていたこの作品を
ブロムシュテットがオリジナルに戻すべく再校訂した版による演奏です。
後半は、ベルワルドと同時代の作曲家ベルリオーズの「幻想交響曲」。
楽曲のあるべき姿を常に考え、アプローチし続けるブロムシュテットが作品に新たな光を与えます。
今回は特集企画として「ライナー・キュッヒル スペシャル・インタビュー」をお届けします。
N響ゲスト・コンサートマスターでもあるライナー・キュッヒルさんと
N響第1コンサートマスター篠崎史紀(MARO)による対談です。
ウィーン・フィルのコンマスを45年もの間務めたキュッヒルさん。
「よきコンマスとは?」「コンマスの喜び」「伝統をどう受け継ぐか」など
魅力的なお話をたっぷり伺いました。
1. 交響曲第3番 ハ長調「風変わりな交響曲」(ベルワルド作曲)
2. 幻想交響曲 作品14(ベルリオーズ作曲)
管弦楽 : NHK交響楽団
指 揮 : ヘルベルト・ブロムシュテット
(2018年4月14日 NHKホールで収録)
~レイフ・オヴェ・アンスネス ピアノ・リサイタルから~
■即興曲第5番 ロ短調 作品5第5(シベリウス)
■ロマンス 変ニ長調 作品24第9(シベリウス)
(2016年11月25日 東京オペラシティ コンサートホールで収録)