らららクラシック
クラシック/現代音楽を超えた影響力
ライヒの音楽、そして彼の存在に影響を受けたものはクラシックの枠組みを越え、枚挙にいとまがありません。ライヒの実験精神に憧れを抱くトクマルシューゴさん。シンプルさと複雑さという、相反するものに裏打ちされた不思議な音響に心地よさを感じたという電気グルーヴの石野卓球さん。ライヒの音楽・発想・姿勢に対する敬意を、船乗りが行く先をそこに見たという「北極星」という言葉で表したROVOの勝井祐二さん。番組では彼に影響を受けたミュージシャンの皆さんが紹介されました。
「エレクトリック・カウンター・ポイント」トクマルシューゴ(エレクトリック・ギター、ベース・ギター)
1987年、ジャズ・ギタリスト、パット・メセニーのために作曲された作品。7本のエレクトリック・ギターと2本のベース・ギターを多重録音し、その音源をバックに演奏する形がとられます。同じようなフレーズを幾度となく繰り返す、きわめて難易度の高い作品。トクマルシューゴさんはこの作品を演奏するうちに、パズルのように組み合わさったパートの関係性を感じ、ライヒの考えがわかってきたような気がした、といいます。
1987年、ジャズ・ギタリスト、パット・メセニーのために作曲された作品。7本のエレクトリック・ギターと2本のベース・ギターを多重録音し、その音源をバックに演奏する形がとられます。同じようなフレーズを幾度となく繰り返す、きわめて難易度の高い作品。トクマルシューゴさんはこの作品を演奏するうちに、パズルのように組み合わさったパートの関係性を感じ、ライヒの考えがわかってきたような気がした、といいます。
「カルテット」コリン・カリー・グループ「クラッピング・ミュージック」スティーヴ・ライヒ(打楽器)
コリン・カリー(打楽器)
コリン・カリー(打楽器)