クラシッック音楽館

3月18日(日)放送
<歌劇「松風」>

ほとばしる情念、歌と踊りが織りなす壮大なスペクタクル!―日本を題材にした大作を次々と発表し、世界から熱い視線を浴びる作曲家、細川俊夫が気鋭の振付家サシャ・ヴァルツとタッグを組み、“前代未聞”の「コレオグラフィック・オペラ」を誕生させた。その名は、歌劇「松風」。日本の伝統芸能である能の名作「松風」をもとにドイツ語でオペラ化、2011年にベルギーのモネ劇場で世界初演された。自然界の“音”と幽玄なる“楽音”を精緻に重ね合わせた異色の響きとサシャ・ヴァルツのダイナミックな演出。話題の公演をたっぷりとお楽しみいただく。

<演目>
歌劇「松風」

<出演>
松風:イルゼ・エーレンス
村雨:シャルロッテ・ヘッレカント
旅の僧:グリゴリー・シュカルパ
須磨の浦人:萩原 潤

ダンス:サシャ・ヴァルツ&ゲスツ

合唱:新国立劇場合唱団
合唱指揮:冨平恭平

管弦楽:東京交響楽団
指揮:デヴィッド・ロバート・コールマン

美術:ピア・マイヤー・シュリーヴァー   塩田千春
衣装:クリスティーネ・ビルクレ
照明:マルティン・ハウク

演出・振付:サシャ・ヴァルツ
作曲:細川俊夫
(2018年2月17日 新国立劇場オペラパレスで収録)